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REACH規則 第31次SVHC(すでに発表分)に1物質が追加されました。

2024.11.10 update

 

2024.11.7  すでに発表されているREACH規則 第31次SVHCに1物質が追加されました。

 

SVHCは従来の241物質に1物質を追加し、242物質となりました。

 

ECHAの公式文書(外部リンク)

ECHA adds one hazardous chemical to the Candidate List
https://echa.europa.eu/-/echa-adds-one-hazardous-chemical-to-the-candidate-list-1

 

 

SVHCの追加(1物質)

31次SVHCの候補物質2物質のうち、6月に保留となっていたトリフェニルホスフェートが追加されました。
31次SVHC(2024/6公表分)

番号 日本語名(参考) 英語名 CAS RN 提案理由
1 トリフェニルホスフェート Triphenyl phosphate 115-86-6 f) Endocrine disrupting properties- environment (環境に対する内分泌かく乱性)

 

ECHAの公式発表によると、
・ECHAの加盟国委員会(Member State Committee)は、10月の会合でトリフェニルホスフェートのリストへの追加を確認した。
・この物質は内分泌かく乱作用を持ち、難燃剤や可塑剤として使用されている。 
・この物質の追加に関する委員会の審議は、当初6月に行われる予定だったが、その特性に関する新たな情報が大幅に入手可能になったため、例外的に延期された。

 

トリフェニルホスフェート

用途
セルロースアセテートフィルムに対して難燃性、透明性、耐水性、柔軟性および非粘着性を付与する可塑剤、フェノール樹脂積層板の難燃性可塑剤、エンジニアリングプラスチックスの難燃剤兼可塑剤、合成ゴムに添加して柔軟性、耐ガソリン性、耐鉱油性を付与する。(16313の化学商品(2013年版)より抜粋)

 

SDS
厚生労働省 職場のあんぜんサイト
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/1010.html

 

 

 

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